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チャールズ・グリーン (気球乗り) : ミニ英和和英辞書
チャールズ・グリーン (気球乗り)[のり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [げ, き]
  1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
気球 : [ききゅう]
 【名詞】 1. balloon 
: [たま, きゅう]
 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball
球乗り : [たまのり]
 (n) balancing on a ball
乗り : [のり]
  1. (n,n-suf) riding 2. ride 3. spread (of paints) 4. (two)-seater 5. mood 

チャールズ・グリーン (気球乗り) : ウィキペディア日本語版
チャールズ・グリーン (気球乗り)[のり]

チャールズ・グリーン(''Charles Green'' 、1785年1月31日 - 1870年3月26日)は、イギリス気球家である。
高価な水素ガスの代わりに石炭ガスを利用することを考案した。1821年7月19日に石炭ガス気球で初の離陸。職業的な気球乗りとなり、1835年までの間に200回の飛行を行なった。1836年には「ロイヤル・ヴォックスホール号」でロンドンからドイツのヴァイルブルクまでの770kmを飛び、長距離飛行の記録を更新する〔Balloon records , accessed May 2009〕。この記録は、1907年まで破られなかった。1852年に引退するまで、累計500回以上の飛行を気球で行った〔Charles Green Salver , BBAC, accessed May 2009〕。
グリーンは、気球の操舵と高度調整を補助する「ガイド・ロープ」(guide-rope, trail rope)の発明者でもある〔〔コットレル『気球の歴史』113ページ〕。
イギリス気球・飛行船クラブ(BBAC)は、特筆すべき飛行を達成した人物もしくは気球の分野に技術的貢献をした人物に対して、彼の名を冠したトロフィー「チャールズ・グリーン杯」を贈っている〔。このトロフィーは、元はグリーン自身が、ノーフォークでの飛行に対して製鉄業者リチャード・クローシェイ(Richard Crawshay)から贈られたものである。例えば、気球による史上初の世界一周飛行を成し遂げたベルトラン・ピカールとブライアン・ジョーンズが同賞を受賞している。
== 生涯と業績 ==
チャールズ・グリーンは、果物屋トーマス・グリーンの息子としてロンドンに生まれ、早くから(学校を辞めて)家業を手伝った〔。彼が初めて飛んだのは1821年7月19日である。政府の命による、ジョージ4世即位記念飛行であり、ロンドンのグリーン公園から離陸した。この飛行は気球に石炭ガスが使われた史上最初の例でもある〔。当時、純度の高い水素ガスは高価であり、なおかつ気球を膨らませるほどの量を発生させるのには時間がかかった(また、当時に限ったことではないが、爆発の危険性が極めて高かった)〔。これ以降、グリーンは526回の飛行を行なっている。
1840年には気球による大西洋横断飛行を計画し、6年後には実行に移すことを提案した。
グリーンは、マーサ・モレルという女性を妻にしている。息子のジョージ・グリーン(1807? - 1864)は、「ロイヤル・ヴォクスホール」号で83回の飛行をしている。チャールズ・グリーンは息子より6年も長生きし、ロンドン市ホロウェイの自宅にて1870年3月26日に心臓病で死亡した〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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